Q&Aよくある質問

腸内細菌検査について

Q. 検査キットに使用期限はありますか?
A. あります。検査キット(化粧箱)に記載されており少なくとも〇か月は使用期限があります。
採便後は、3日以内にご返送ください。検査結果に影響が出る可能性があります。
Q. 検査結果が出るまでの期間はどのくらいですか?
A. 弊社で検体(便)を受け取ってから、お客様に検査結果を返却するまで約6週間お時間をいただきます。
*最大で9週間お時間をいただく場合がございます。
長い時間をいただいてしまい、申し訳ございません。
お時間をいただく理由は、腸内細菌先進国である米国の解析機関に検体(便)を輸送し、ショットガンメタゲノム解析を行う為です。
Q. 子供は受けることができますか?
A. 対象年齢は18歳以上になります。
Q. 検査で何を知ることができますか?
A. あなたの腸内細菌の状態とあなたの腸内細菌がよろこぶ食材の推奨など約70項目のスコアを知ることができます。
具体的には、あなたの腸内細菌の状態を示す総合スコア、不足している有用菌、あなたに必要な菌が好む食材、腸バリダメージスコア、免疫スコア、脳腸相関不調リスクスコア、消化力スコア、菌の種類の多さ(多様性)、あなたの腸な細菌がビタミンを作る力(ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12)あなたの腸内細菌が短鎖脂肪酸(プロピオン酸、酪酸、吉草酸)・乳酸を作る力、有用菌の割合(12種類)、日和見菌の割合(5種類)、有害菌の割合(19種類)、ヨーグルトやサプリメントに入っている菌の割合(23種類)など、です。
Q. 検査結果はどのように受け取れますか?
A. 弊社より検査結果レポートを提供いたします。
Q. 検体はどこで解析されますか?
A. 検体(便)を米国に輸送し解析します。
Q. 解析手法について教えてください。
A. ショットガンメタゲノムシーケンスを採用しています。腸内細菌を網羅的に測定する検査の内、菌を最も詳細な分類階級である種や株レベルまで測定できることが特徴の検査です(2022年8月当社調べ・研究用途除く)。
Q. 他の腸内細菌検査と何が違いますか?
A. キリンの腸内細菌検査MicroBio Meは、日本で最も詳細な腸内細菌検査*です。
*腸内細菌を網羅的に測定する検査のうち、菌を最も詳細な分類階級である種や株レベルまで測定できるショットガンメタゲノムシーケンスを採用しています(2022年8月当社調べ・研究用途除く)。

特徴は下記の3点です。
① ユニークで多彩なスコアがわかる(約70項目)
② 不足している有用菌(善玉菌)がよろこぶ食材がわかる
③ 腸内細菌の潜在能力がわかる

それを実現するために、ショットガンメタゲノムシーケンスという解析手法を採用しています。ショットガンメタゲノムシーケンスは、腸内細菌を網羅的に測定する検査の内、菌を最も詳細な分類階級である種や株レベルまで測定できる解析手法です。(2022年8月当社調べ・研究用途除く)。

検査の方法について

Q. 採便をするのに望ましくない状況はありますか?
A. できるだけ日常生活に近い状態で採便するのが望ましいです。

例えば、抗生剤を服用した直後や二日酔いになるほどにお酒を飲みすぎてしまった場合は腸内細菌が乱れている可能性があり、日頃の腸内細菌を知ることができない可能性があります。
抗生剤であれば約1カ月程度、二日酔いであれば約1日程度間を開けて検査することをおすすめします。
Q. 生理中の場合はどうすればよいでしょうか?
A. 血液が混じると検査結果に影響がでる可能性があるため、生理中の採便は避けてください。
Q. 便に尿が混じってしまっても問題ないでしょうか?
A. 尿が混じると検査結果に影響が出る可能性がある為、尿が付着していない部分の便を採便してください。
Q. 下痢便(水様便)の場合はどうすればよいでしょうか?
A. できる限り、便の固形部分を数か所採取してください。難しい場合は、水様便を採便容器のブラシ部分で採取し青色の液体に入れてください。
Q. 採便に失敗してしまった場合の保証ありますか?
A. 1回目は無償ですが、2回目以降は弊社が別途定める金額を利用者様に負担していただきます。

利用者事由(検体採取の失敗や本検体の劣化等により本検査が実施できなかった場合を含む)による本検査キットの交換の場合は、代替品(1回の検査について、1回目は無償、2回目以降は1回あたり弊社が別途定める金額とします)及び返送時の送料は利用者負担となります。代替品の発送料は弊社が負担します。

腸内細菌について

Q. 腸内細菌とは何ですか?
A. 腸内細菌とは人の腸内に住み着く細菌のことで、人の細胞が37兆個に対して、腸内細菌の数は100兆個あると言われ人の細胞よりも多いのが特徴です。人間が吸収できなかった食べ物をえさに身体に有用なもの(ビタミン、セロトニン、GABA、短鎖脂肪酸など)や有害なものを作り出します。近年、研究が盛んに行われており、様々な疾患や不調との関係性がわかってきています。腸内細菌をよりよい状態に保つことは健康を維持する上でとても大切なことです。
Q. 腸内細菌検査を受ける理由は何ですか?
A. あなたの腸内細菌の状態を調べることができ、あなたの腸内細菌がよろこぶ食材を推奨することができます。
同時にあなたの腸内細菌から見る免疫や脳腸相関などの健康に関するスコアを知ることもできます。
また、あなたの腸内細菌の潜在能力を知ることができ、日々の健康活動に役立ちます。具体的には、ビタミン(ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12)や酪酸を含む短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)・乳酸を作る能力を知ることができます。
Q. 短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)とは何ですか?
A. 短鎖脂肪酸は、酪酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸です。
短鎖脂肪酸には、主に6つの役割があり、免疫の調節、有害菌(悪玉菌)が住みづらい腸内環境づくり、腸のバリア機能UP、代謝UP、食欲抑制、大腸のエネルギー源になるなど、様々な健康との関係性がわかっています。